諸君 私はサンが好きだ

諸君 私はサンが好きだ
諸君 私はサンでの7年間が好きだ
諸君 私はサンが大好きだ


Javaが好きだ
Identity Managerが好きだ
CoolThreads Serverが好きだ
Solarisが好きだ
Trustbaseが好きだ
Sカーブが好きだ
Sun Fontが好きだ
Shareというフィロソフィーが好きだ
他社の歩調に迎合しない戦略が好きだ
Stanford University Networkが好きだ


エンタープライズで サービスプロバイダーで
Web2.0で コンプライアンス
ディベロッパーコミュニティで パートナーコミュニティで
客先で ブログで
日本で シリコンバレー


この世界で行われる ありとあらゆるサンの行動が大好きだ


とても規律と言えない 自由過ぎるポリシー下のコーポレートブログが好きだ
全従業員の一割 三千を超える社員のブログが
轟音と共にネット上に発射される時など心がおどる


平社員の分際で 大企業のエライ人を前にプレゼンし
商談の局面を変えるのが好きだ
リセラーやSIerやISV US本社やインドのオフショアなど
多くの利害関係者が入り混じる複雑怪奇なビジネスモデルの中で
大型案件を受注した時など胸がすくような気持ちだった


いい年こいたオヤジがワクワクしながら
新しすぎて訳の分からないビジョンや とんがった製品を打ち出すのが好きだ
IBMやHPやMSなどの巨人と比較して 圧倒的に規模が小さいにも関わらず
CNETやITMediaの記事の多くを サンの話題で占める時など感動すら覚える


弱冠40歳のCEOが自身のブログで 競合他社やSECに向けて
確信犯的なOpen Letterを書いてしまう様などはもうたまらない
ソフトウェアからマイクロプロセッサまで全ての製品を
オープンソースにしていく姿を見るのも最高だ


哀れなSolarisが LinuxWindowsに追いかけられ虫の息だったのを
一貫しているが柔軟なオープンソース化戦略によって
完全な復活を遂げようとする過程を見る時など絶頂すら覚える


リスクを承知で一番手を走って 市場そのものを作っていく その長い道程が好きだ
にも関わらず ビジョンのない2番手戦略の競合相手に
マーケットシェアを取られる様は 屈辱の極みだ


いつまで経ってもStart-up企業のような 風通しの良い組織カルチャーが好きだ
と思っていたら いつの間にかに大企業病で思うように動かなく
ついには梯子を外されるのは とてもとても悲しいものだ


諸君 私はサンを "参加の時代"の到来を心底信じているサンを望んでいる
諸君 私と一緒に働いた大隊戦友諸君
君達は一体 何を望んでいる?


更なるサンを望むか?
情け容赦のないRIFと 糞の様な株価のサンを望むか?
ディスカントの限りを尽くし大型サーバを押し込もうとする 旧態然としたサンを望むか?
それともGoogleへの転職か?


 「 サン・マイクロシステムズ!! サン・マイクロシステムズ!!
 サン・マイクロシステムズ!! 」


よろしい ならばサンだ


我々は満身の力をこめて 今まさに振り下ろさんとするOpen Innovationの活動家だ
だが.comバブル崩壊以降何年もの間 堪え続けてきた我々に
ただの売上増だけでは もはや足りない!!


サン・マイクロシステムズを!!
一心不乱の大サン・マイクロシステムズを!!


私は一人のAlumni 今は学生にすぎない


だが諸君は 一騎当千のサンの社員だと私は信仰している
ならば諸君は "参加の時代"を推進する軍集団となる


我々を忘却の彼方へと追いやり 眠りこけている同僚やパートナーを叩き起こそう
少ない髪の毛をつかんで引きずり降ろし 死魚のような眼を開けさせ思い出させよう
連中に本当のビジネスの味を思い出させてやる
連中に世界がフラット化する音を思い出させてやる


The Network Is The Computer」の本質には
奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる


一千人の日本法人の精鋭で
保守的で疲弊した国内のIT業界にいま一度革新を起してやる


「最後の大隊 大隊指揮官より全空中艦隊へ」


第二次ドーナツデー復活作戦 状況を開始せよ


征くぞ 諸君



Inspired by
諸君 私は〜が好きだ

サンの企業理念、使命、戦略