ブログを書く理由:その3

前々回前回に続いて、ブログを書く理由。本当は他のことを書こうと思ったのだけど、何かと先延ばしにするのを最近嫌っていて、寄り道はしない。

ブログを書く理由、それは頭が良くなるから。

3つの中で多分これが一番大きいと思う。単に文章力がつくということだけでない。日々の事象について何かと考える癖がつくのだ(まるで獲物を狙う虎のように、日々ネタを探そうとする視線が鋭い)。そして、それに対する自分なりの意見や解決策を見出す能力、更にはあらゆる人に対しても説明し極力納得してもらうというコミュニケーション能力がつく。

学校では(もちろん社会でも)、日々ロジカル・シンキングを求められているわけだが、ケースを使ってディスカッションするだけで、それが鍛えられているとは到底疑わしい。それにいくら予習をして臨んだところで、結論のない議論を机上でしているだけなので、どうしてもその後消化不良に陥る。やはり考えた過程や結果を整理する必要性を感じるわけである。というわけで、日々考えたことを文章に起こすという作業は、論理的思考を養う上で今のところ最適なソリューションかなと。そして、それをこうして他人に晒すことも重要。主観で書きながらも客観性も求められるので、バランスが取れた思考力が鍛えられるような気がする。丁度、女の人が他人に見られることで美人になると言われるように、我々の思考も他人の目や意見によって磨かれるんだと思う。

と書くと「コンサルでも行きたいの?」と言われるわけだが、うーん、どうなんだろうか。確かに、エスタブリッシュされまくってるコンサルティング・ファームは興味はあるけど、どうしても働きたいとは思わない。でも、ターゲットがないとモチベーションもないので、夏にチラ見させてもらう、とあるコンサル様のインターン(と言っても、送られてきた要綱見たら、どう見ても普通のリクルーティングです。本当にありがとうございました)に向けて、徹底的にこれを鍛えたいとは思ってる。


あとは、説明コストの削減という側面もある。他人(この場合は、身近な友達とか、懇親会とかで会う人)に自分のことを説明する際、いかに効果的に効率的にできるかと考えた場合、これもブログが最適なソリューションになるわけで。言い方は悪いけど、違う人に同じことを話すのは面倒くさかったりするのである。あと、肩書きが大学院生だけになると、やはり自分のことを手作り名刺なぞで説明が出来なくなる(特に相手が大人だと)。そんな時、「自分はこんな人間です。興味あったら見てください」とできるので楽。

極端だけど、メールや特定の人しか見れないWikiなどで自分の考えや意見を述べるのは極力減らそうと考えていて、なるべくここに書くつもり。ただ、自分も周りも守らなくてはいけないので、なかなか気を使う。


この時間は、WBSを流しながらブロギング。BCGの御立さんはメガネ掛けてたほうが、知的でカッコいいと思う。いやどうでもいいことだ。あと、春なので竹の子ご飯作ってみますた。竹の子と油揚げをだし・しょうゆ・酒で茹でて、それと一緒にご飯を炊くだけ。400円くらいでできる。ご飯に味があるので、おかずもいらない、31歳毒男、日本人に生まれて本当によかった。これも、相当どうでもいいが、だしは炊飯器のメモリより多めだということだけは言っておきたい。そして、もちろん油揚げは京揚げ、竹の子は山城産だということもアピールしたい。